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就職希望される皆様へ

私たちは、「仕事を楽しもう!」「笑顔でいよう!」を基本理念に高齢者へのより良いサービスの提供に努めています。

 地域密着型ユニット型特別養護老人ホーム

1 ユニットケアとは
    ユニットケアとは、ケアが必要になっても今までと同じ「ごく普通の生活」が送れるよう、入居者お一人おひとりの生活リズムに沿って、自宅に近い環境の下、自律的な生活を営めるよう支援するものです。つまり、施設が決めた日課に従って生活していただくのではなく、ご利用者お一人おひとりの生活リズムにあわせて個別ケアを提供していくものです。
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個別ケア

2013-10-01
この個別ケアこそ、ユニットケアの目的です。集団的・画一的ケアからお一人おひとりの生活スタイル、ペース、ご要望にあわせたケア・・・これこそが私たち が目指すケアなのです。ユニットケアはその手段に過ぎません。起きたくなくても毎朝7時に起床し、8時には食堂に数十人が集まって、一斉に食事を摂り、洗 面所、トイレの前に長蛇の列ができ、その後も決められた日課をこなし、全員で同じテレビを見て、眠たくなくても午後8時には就寝する、お風呂の日には廊下 に長い列ができ、一度に4〜5人の人と一緒に入浴、職員さんは、中介助、脱衣場、外回りと担当が決められ、流れ作業のように入浴介助をしていく・・・皆さ んはまだ、そんな集団的・画一的ケアをお望みでしょうか?

排泄

2013-10-01
排泄は、生きていく上で欠かすことのできない行為であると共に、人間としての尊厳にかかわる重要な生理現象です。誰しも、排泄はできるだけ自力で・・・他 人の世話にはなりたくない・・・と思われるのではないでしょうか。けれども実際は、大きな声で便意を尋ねられたり、あるいは、いかにもおむつ交換をしてい ますというような「清拭車」が施設内を行ったり来たり・・・これでは、一番他人に知られたくないことがまるわかり、どなたが排泄したのかみんなに知らせる ようなものです。ユニットケアは、家庭の延長です。自宅にない清拭車などは使いません。いつ、どなたのおむつを交換したかわからないほど、さりげないケア を行います。もちろん、積極的におむつはずしに取り組んでいます。

入浴

2013-10-01
大浴場での短時間の入浴ではなく、ご家庭にあるような小さな浴槽でお一人ずつ入浴していただきます。お部屋から浴室までのご案内、衣類の着脱、入浴ケア、 そしてまたお部屋まで、原則として、一人の同じ職員がケアに当たります。入浴は、素肌を他人にさらすという意味で、恥ずかしいものですが、その恥ずかしさ を少しでも取り除くためのユニットケアならではの工夫です。

起床や食事

2013-10-01
10人の方がいらっしゃれば、そこには10通りの生活パターンがあります。早起きの方もいらっしゃれば、朝寝坊がお好きな方もいらっしゃいます。食事の時 間も、床に就く時間も人それぞれで違って当然です。ユニットケアでは、ご入居者お一人おひとりの生活リズムや好み・ご希望などを詳しくリサーチして、それ を時間軸を基準とした24時間シートに落とし込み、それに合わせてケアを行います。施設の作った日課にあわせて、ご入居者に動いていただくのではなく、ご 入居者に合わせてケアを提供します。

顔なじみの関係

2013-10-01
ユニットごとに、職員を固定して配置しています。1ユニット10名のご入居者という少人数単位のケアとともに、職員をユニットごとに固定配置することで、職員とご入居者、あるいはご入居者同士で顔なじみの関係が作りやすくなり、信頼関係を築きやすくなります。
2 何故ユニットケアが優れているといわれるのか
いろいろな理由がありますが、その一つを簡単に説明すると、例えば1人の職員が記憶できる情報が最高で50個であったとします。従来型の50人のご入居 者がおられる施設では職員はご入居者1人に付き1個の情報しか記憶できません。ところが、ご入居者10人のユニットに固定配置された職員であれば、ご入居 者1人に付き5個の情報を記憶できます※。つまり、ご入居者お一人おひとりのことをより詳しく知ることができるということになります。その方のことを良く 知り、その方に合わせた個別ケアができる所以です。

     ※   職員1人当たり記憶容量50個=50人×1個
           職員1人当たり記憶容量50個=10人×5個

3 夜勤体制
通常の施設では、2労働夜勤(例えば16時間拘束、14時間実働で、入り・明け・公休というような夜勤体制)ですが、ユニットケアでは、1労働夜勤(例 えば9時間拘束、8時間労働で、入り・公休というような夜勤体制)が推奨されています。昼間の職員数を確保するという目的もありますが、何より職員の体へ の負担を減らし、ご入居者に笑顔で接するための夜勤体制なのです。

4 職員体制
  私たちは、このような優れたユニットケアを実施するため、看護介護比率1.4:1(最低基準の2倍以上)の職員を配置しています。また、介護職員の常勤・ 非常勤の比率では7:3となっています。できるだけ優秀な職員と、そして何より同じ価値観を共有できる仲間とともに、理想的な個別ケアの実現に向けて努力 しています。

5 研修体制
  私たちの施設では、平成24年度に共生の里津福職員研修のために支出した金額はおよそ160万円(旅費及び研修費の合計)に上ります。地域密着特養、ショートステイ、その他デイサービスと小規模多機能ホームしかない小さな施設としては決して少なくない金額だと思っています。共生の里荒木も同様に、職員は 財産であるという基本的な考え方の下、積極的に職員に投資し、人材を育成しています。また、業務に関係すると認められる研修に参加したい場合には、職員自 ら申し出ることにより出勤扱いで参加することも可能です。(職員の資格取得状況をご覧ください。)

6 キャリアパス制度
  どのような研修を修了し、どのようなキャリアを積めば、どのようなポストに昇格し、どのくらいの給与が支給されるのか・・・私たちにとっては大きな関心事 です。明確な基準があれば安心して生活設計も立てられます。私たちは、キャリアパス制度(施設独自の昇給昇格基準を明文化したもの)を通じて職員を応援す るとともに、頑張った職員が頑張った分だけ評価される仕組みを構築しています。

7 子育て応援宣言
  企業福岡県の「子育て応援企業」に登録しています。平成22年度〜23年度にかけて、5名の職員が妊娠・出産し、育児休業を取得しています。私たちは、職 員の子育てを積極的に応援しています。また、育児休業を終えて職場復帰する際には、事前に研修を実施し、スムーズな職場復帰を支援しています。

 小規模多機能型居宅介護事業所

1 小規模多機能型居宅介護事業所とは
小規模多機能型居宅介護事業所は、住み慣れた地域で、できるだけ長く、自分らしい生活を送るために作られた「通って」「泊まって」「訪問する」の3つの サービスを、一つの事業所から提供するものです。事業所内のケアマネージャーが作ったケアプランに基づき、必要に応じて3つのサービスを組み合わせて在宅 生活を支援しています(必要に応じて医療系サービスや福祉用具を組み込むこともできます)。一つの事業所から複数のサービスを提供するため、サービスごと に違う事業所の職員がサービスを提供するのに比べて、ご利用者と職員間で顔なじみの関係が築きやすく、信頼関係も比較的構築しやすいと言われています。例 えて言うなら、事業所は施設のヘルパーステーションや機能訓練室、ご利用者の自宅が居室で、道路は施設の廊下であり、ご利用者は必要に応じて、事業所(機 能訓練室や浴室など)に行ったり、逆に職員が自宅(居室)に伺ったり、臨機応変なサービスの提供が可能です。

2 合築型のメリット
私たちの事業所は、1つの建物に、5つの事業所が同居しています。地域密着型ユニット型特別養護老人ホーム、短期入所生活介護事業所(ショートステイ サービス)、通所介護事業所(デイサービスセンター)、小規模多機能型居宅介護事業所、そして、居宅介護支援事業所(ケアプランセンター)です。これらの 事業所が一つになることで、お一人のご利用者に対してあらゆる観点からサービスをコーディネートすることが可能なのです。また、最終的に、特養への入居に なっても、それまでに通いなれた場所、聞きなれた声、あるいは顔見知りの職員がいるといったことが、ご利用者やご家族の安心感へとつながります。職員も一 人で悩むことなく、様々な職種の職員と一緒になってご利用者のサポートができます。

3 その他
小規模多機能型居宅介護事業所においても、夜勤体制、職員研修体制、キャリアパス制度や子育て応援宣言企業などは同一です。私たちはどの事業所においても、積極的に人材育成に取り組んでいます。

高齢者総合ケアセンター
共生の里 荒木

〒830-0062
福岡県久留米市荒木町白口1515
TEL.0942-51-3600
FAX.0942-26-7678

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1.ユニット型地域密着型介護老人福祉施設
2.ユニット型短期入所生活介護
3.通所介護(介護予防通所介護)
4.小規模多機能型居宅介護

5.居宅介護支援事業所
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